その仕事向いてる?向いてない?

向き不向きってどうやってわかるの?さまざまな視点から分析してみよう!

透析室の看護師として働くメリット

透析室の看護師として働くメリットは3つある。

1つ目は、ワークライフバランスがとりやすいという点だ。
基本的に透析室で働く看護師は日勤のみに限られており、夜勤業務がないことがほとんどである。そのため、夜勤が強制されることがなく、家庭や育児と仕事を両立しやすいというメリットがある。
また、透析にかかる時間は決まっているため、予約制をとっている場合は業務を時間どおりに終えられるため残業がほとんどないというのも魅力の1つだ。

2つ目は、一人の患者に継続した看護を行えるという点だ。
透析を行わなければならない患者は、永続的な透析治療が必要になるため、他の科よりも長く同じ患者に接することができるというメリットがある。
その分、看護師側のコミュニケーション能力が試されることにはなるが、「患者さんに寄り添った看護を行いたい」と考えている看護師にはぴったりの職場だといえる。

そして3つ目は専門的な知識を身につけることができるという点だ。
勤務先によっては、幅広い分野の業務を担当しなければならない看護師もいるが、透析室で働く場合は業務の専門分野が限定されているので、広く浅く知識を身につけるのではなく、狭く深く学ぶことができる環境となっている。
透析の分野に関心があり、今後もその分野を極めていきたいという看護師にはとてもあっている職場といえるだろう。

透析室で働く看護師は、他の科とは異なる環境で仕事を行うため、向き不向きが大きく出やすい職場である。メリットとなる部分がデメリットに感じる場合は、逆に透析室の勤務に向いていないと考えてよいかもしれない。
透析室の仕事を探す際には、需要の伸びの詳細についても確認しておくとよいだろう。